発声の構成要素3つ
- 呼吸
- 声帯
- 共鳴
呼吸→声帯→共鳴
の流れで声が出来上がる
呼吸について

Clker-Free-Vector-Images / Pixabay
呼吸=空気を送り込むのが仕事
強い呼気は必要ない
呼吸の役割としては
体のリラックスのために鍛えた方が良い
又は息を吐きすぎないために、肺の空気圧を保つ為に鍛えた方が良いが
- 力みグセがある
- 呼気が弱すぎる人
- あがり症の人
この3パターンに当てはまる人は是非、呼吸を見直してみましょう!
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原音(声帯)
声帯には2つの役割があります
それは
- 声帯の開閉
- 声帯の伸縮
です。
声帯の開閉基本動作と音色
基本動作
発声時→閉じる
吸気時→開く
声を出している時閉じて、息を吸っている時開きます
音色
閉じる→音圧が上がりいわゆる地声
少し開いている→ファルセット
一度画像検索などで「声帯」
を調べてみましょう。
声帯は一円玉ぐらいの大きさの組織で
かつデリケート
声帯に負担をかけないように心がけましょう。
声帯に負担となる事
- 力み
- 強すぎる呼気
発声で悩む人の多くは
過剰すぎるエネルギーを使っています
お風呂でリラックスしているように声を出しましょう
共鳴
共鳴の役割=声帯でできた原音を増幅させる
共鳴はいわばメガホンのような役割があります
主な共鳴腔
- 咽頭腔
- 口腔
- 鼻腔
咽頭腔
1・輪状軟骨と甲状軟骨の傾き具合で空洞の調整をする
2・咽頭の上下運動で空洞を調整する
声の原音を作る喉頭は
他の関節とのリンクが無く、筋肉や粘膜により吊るされたように存在しています。
筋肉の拮抗バランスにより上下に動いたり
軟骨接点の角度を変えて空洞を調整します。
口腔
口の中の状態を変えて響かせます
主に影響するのが顎の位置 舌の位置です
声道の長さが長ければこもった感じ、短いとクリアな感じになります
声道の広さが広ければ柔らかい感じ 狭いと硬い感じになります
鼻腔
鼻腔は伸縮運動ではなくどれくらい口蓋垂をコントロールするかで
響き方が変わってきます
このセクションは、ちょっとマニアックなお話になりそうなので
詳しくはまた後日にします
鼻声か
鼻声でないか
というのをきめるばしょでもあります
本日は以上となります
最後まで読んでくださり有難うございました